冒頭の動画は、スマートフォンサイト「Pocketnow」が行った、MicrosoftスマートフォンOS搭載のWindows Phone 7で、モバイル版Internet Explorerを起動するデモです(楽しむために行ったのことなので、正確なデータなどはとっていません)。Windows Phone 7は、まだ製作途中のため、動作が若干重いなどの問題はあるものの、一方で嬉しい機能も搭載されています。

Windows Phone 7の最も特筆すべき点は、バックグラウンドでブラウザのページをロードできるところです。これにより、複数のページを一度にロードできます。そして、まだ最終リリース版ではないため、今後さらに改善される可能性も大です。

 さらに、記事冒頭の動画では、インターネットブラウザをWindows Phone 7、iPhone(iOS4)、Android(Nexus One/Froyo)の3台で比較しています。あくまでも手動操作ですし、体感によるところが大きいので、ほんの参考程度にしてください。

同じウェブサイトへ飛び、どのモバイルが一番速いかを試したところ、Windows Phone 7→iPhone→Android(プラグインオフ)という順位に。リンクへ飛ぶ速度は、iPhone→Android→Windows Phone 7の順。スクロールでは、iPhoneが最もスムーズに感じられ(チェッカーボードは発生しますが...)、スクリーンローテーションの速度は、iPhone、Androidが、Windows Phone 7を上回りました。

iPhone、Androidに対して、最新版ではないWindows Phone 7も健闘を見せ、決して負けているという印象はありませんでした。今回の動画を見る限りでは、なかなか良いモバイルとなりそうです。

[Pocketnow]

Adam Pash (原文/訳:松井亮太)