CrunchPadと呼ばれてたヤツですよ。
アメリカでは去年の12月から発売になっていた、Fusion Garageのタブレット「JooJoo」ですが、この度日本で発売されることが発表されました。特徴はウェブに特化されたOSというところ。このOSは、Fusion Garage独自のOSで、LinuxやWebkitを組み込んで作られたものだそう。
起動するとブラウザベースのOSが立ち上がるので、起動時間はたった9秒。起動時間も驚きですが、NVIDIA IONチップセットとAtom N270の組み合わせで、1080pのフルHD動画再生もスムーズに再生されますよ。Flashや、Javaにももちろん対応。
Fusion Garage CEOのラサクリシュナンさんは「iPadはFlashが再生できませんからね」と意気揚々とデモンストレーションしてくれました。
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また液晶のデカさもポイントです。
今流通しているタブレットとしては一番大きい12.1インチを採用(※写真はiPadとの比較です)。解像度は1366×768を実現。
実際触ってみると、これだけ広い解像度なんですからインターネットだけじゃなく、いろいろなアプリを試してみたいものですが現状、ウェブアプリケーションのみの対応だそう。(要はブラウザで動くものということですね)
また、「joojoo」はブラウザのタブごとにプロセスを走らせるマルチタスクなので、タブの切替もスムーズ。ちなみに1GBメモリを搭載しています。
内蔵バッテリーで、5時間の駆動時間を実現(Wi-Fi使用時)。うしろはこんな感じにすっきりとしています。触ってみた感じでは、MacBook Airの裏側のようでした。
インターフェイスはUSBポートに電源ボタンのみ。すべての操作は指先で、入力はソフトウェアキーボードを使います。「joojoo」はリビングで手軽にインターネットを閲覧するという目的で作られているので、このキーボートは片手操作用と、フルキーボード用をスタイルに応じて選ぶことができます。
日本では6月1日以降オンラインストアで販売していく予定だそう。現在あるのはWi-Fiモデルのみですが、3Gモデルの発売予定があるそう(日本でも!)ですので、iPadだけじゃなくてこのjoojooにも期待していきたいですね。
【参考記事】・Fusion Garageのタブレット「JooJoo」(元CrunchPad)ハンズオン(動画あり)
・ブログ生まれのウェブタブレット「CrunchPad」300ドル未満で近日発売(動画あり)
仕様・12.1インチ(対角)ワイドスクリーン・ディスプレイ
・マルチタッチ対応の静電容量方式ディスプレイ
・解像度:1366×768
・1080pのサポートを含むビデオ
・USBポート×1
・Wi-Fi
・Bluetooth 2.1 EDR無線テクノロジー
・4GB SSD
・1GB RAM
・Intel Atomプロセッサ・NVIDIA IONグラフィックチップ
・1.3メガピクセルカメラ
・周囲明るさセンサー
・プラウジングベースのOS
・Flash 10.1、Java準拠
・内蔵充電式リチウムポリマーバッテリー
・内蔵スピーカー
・マイク
・3.5mmヘッドホンジャック
[joojoo]
(遠藤充)